松山市民便利帳2021
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 40歳〜74歳が対象の特定健康診査は、メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)の予防や改善を目的としており、各自が加入している医療保険者が行います。 松山市では、松山市国民健康保険加入者を対象に、無料で実施しています。 受診後に届く受診結果通知書では、メタボ該当・メタボ予 健康だからこそ受けておきたい健康診査。病気を未然に防ぐためにも年1回の受診は心がけたいものです。松山市では、年齢に応じた健康診査を行っています。 自分の健康状態について、詳しく検査したい方は、専門の医療機関で人間ドックやがんドックなどを受けるという方法もあります。備群・非該当と判定されます。メタボリック・シンドロームのリスクを軽減するため、特定保健指導の対象となった方には、別途案内通知が送付されます。 松山市の令和元年度の特定健康診査受診者は2万3179人で、そのうちメタボ改善に取り組む必要がある方は29.2%でした。メタボに高血圧や糖尿病、脂質異常症などの危険因子が重なるほど動脈硬化が進み、合併症を起こしやすいので要注意です。■ 健診で自分のカラダを知る病気の早期発見、早期治療に役立つ健康診査。定期的に受診することで、今後の健康管理にも役立ちます。自分のカラダを知り、生活を見直すきっかけにしませんか?定期健診を受けて健康をキープ!メタボ改善に取り組む必要がある人の割合平成28年度平成29年度平成30年度令和元年度メタボ該当(%)男性29.429.930.631.5女性9.19.49.710.0メタボ予備群(%)男性16.817.117.216.9女性5.55.45.75.9松山市国保特定健康診査の結果より「節目歯周病検診」4月1日現在、40歳・50歳・60歳・70歳の方は、送付されたクーポン券を使用し、市内登録医療機関で、歯周病検診および歯科保健指導が受けられます。(参照P120)松山市で受けられる健康診査特定健康診査40歳~74歳松山市国民健康保険に加入している方を対象に無料で実施(診察、身体計測、血圧測定、尿検査、血液検査、心電図検査など)。個別健診と地域健診があります。対象者には5月末に受診券を郵送。(※)P121後期高齢者健康診査75歳以上後期高齢者医療に加入している方を対象に無料で実施。高齢福祉課で受診券を申込み、受領後に受診(身体計測、血圧測定、尿検査など)。個別健診と地域健診があります。(※)がん検診項目により異なる市内に住民登録があり、職場などでがん検診を受ける機会のない方を対象に実施(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮頸がん検診)。令和2~5年度の期間限定で、松山市国民健康保険に加入している方は無料で実施。18歳からの健診18歳~39歳市内に住民登録があり、職場などで健康診査を受ける機会のない方を対象に実施(身体計測、血圧測定、尿検査、血液検査、心電図など)。女性には骨粗鬆症の検診もあります(希望者のみ)。歯科口腔健診75歳以上後期高齢者医療に加入している方を対象に無料で実施。愛媛県後期高齢者医療広域連合に電話(089-911-7739)で受診票・クーポン券等を申込み。受領後に実施歯科医院に予約をして受診。P1208020すこやか歯科健診18歳以上歯科健康診査および歯科保健指導が受けられます。妊婦一般健康診査妊婦の方ママパパセットの中にある受診票(A券5枚・B券9枚)を利用し、妊婦健診費用の一部公費助成を14回まで受けられます。P107乳児一般健康診査生後3~4か月児生後9~10か月児赤ちゃんセットの中にある受診票を利用し、県内の小児科で受けられます(要予約)。① 生後3~4か月の時期 ② 9~10か月の時期に受けましょう。P108新生児聴覚検査新生児ママパパセットの中にある受診票を使用し、新生児聴覚検査費用の一部公費助成を1回受けることができます。P1081歳6か月児3歳児健康診査幼児期身体計測、歯科健診、内科診察や育児相談など。対象となる時期に、個別に案内が届きます。P108個別妊婦歯科健康診査妊婦の方妊娠期間中に1回、市内登録医療機関で無料で歯科健康診査と歯科保健指導が受けられます。P107健康診査母子保健歯科※受診券が手元にない場合は、国保の方は健康づくり推進課(089-911-1819)、後期高齢者の方は高齢福祉課(089-948-6941)まで連絡を。内 容対象年齢診査名参照松山市の国民健康保険に加入している40歳~74歳までの方が対象の特定健康診査は無料です!また、がん検診も令和2~5年度の期間限定で、国民健康保険に加入している方は無料です![がん検診レンジャー] 今や2人に1人ががんになる時代ですが、「がん」は症状が出ない早い段階で見つければ治る時代になってきています。 松山市では、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん・前立腺がんの検診を実施しています。胃がん(バリウム)・肺がん・大腸がん・前立腺がんは1年度に1回、胃がん(内視鏡)・乳がん・子宮頸がんは2年度に1回受けられます。定期的に受けてこそ早い段階でがんが見つかりやすくなります。「がん検診」は「定期的な受診」が何よりも大切子宮頸がん・乳がん検診の入口年齢の方には「がん検診無料クーポン券」が6月末に送付されています。■ メタボ該当・予備群は増加中!

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