松山市民便利帳2021
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スポーツ庁「令和2年度『スポーツの実施状況などに関する世論調査』」より抜粋※(A)(B)ともに複数選択可コロナ禍で健康志向が高まっている 2020年は新型コロナウイルス感染症で、私たちの生活も大きく変わりました。 このアンケートの中に『1年前と比べて運動・スポーツをする頻度について』の質問があります。「増えた」という理由の1位は『コロナ対策による日常生活の変化』、2位は『仕事が忙しくなくなった』というものでした。 実施している種目はウォーキングとの回答が圧倒的。健康な生活を送るためには運動やスポーツは欠かせません。思い付いたときが始めどき、まずは身近なところから始めてみませんか。今日からでも始めたい体力づくり200165707580859020042007201020132016(年)(年)平均寿命健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均)78.0769.4069.4770.3370.4271.1972.1478.6479.1979.5580.2180.98200165707580859020042007201020132016(年)(年)72.6572.6973.3673.6274.2174.7986.6186.3085.9985.5984.9387.14女性男性01020304050607080(%)健康・体力の保持増進人と人との交流精神的な充足感豊かな人間性フェアプレイ精神の醸成達成感の獲得リラックス・癒し・爽快感77.0%53.0%47.5%35.1%34.3%32.9%32.2%01020304050607080(%)ウォーキングトレーニング体操階段昇降ランニング・マラソン・駅伝65.4%16.9%16.9%16.3%14.0% ロコモ対策としても、運動とスポーツに関するアンケートは気になるところ。スポーツ庁が行った「令和2年度『スポーツの実施状況などに関する世論調査』」によれば、『成人の週1日以上のスポーツ実施率』は59.9%。半数以上が何かしらのスポーツを行っていることがわかります。『運動不足を感じる(大いに感じる+ある程度感じる)』割合は79.6%で、30代~50代がその割合が高いという結果も出ています。 運動・スポーツは「大切」「まあ大切」と感じる人は74.9%。スポーツがもたらす価値『スポーツが個人や社会にもたらす効果』としては、「健康・体力の保持増進」77.0%や「人と人との交流」53.0%などが続きます(A)。 『この1年間に運動・スポーツを行った理由』の質問には、「健康のため」79.6%、「体力増進・維持のため」57.7%。『実施した運動・スポーツ』は、ウォーキング、トレーニング、体操など手軽に始められるものが多くなっています(B)。■ 世論調査からみた 日本人の運動とスポーツ 日本は長寿大国。平均寿命は男女とも年々伸びていますが、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる「健康寿命」を伸ばすことが大切です。 平均寿命と健康寿命の差は男性約9年、女性約12年となっており(右表)、この差を縮めていくことが課題となっています。 その1つとして注目されているのが、「ロコモティブシンドローム」(ロコモ)。運動器の障害のために自立度が低下し、介護が必要となる危険性の高い状態を指し、このロコモ対策には適切な運動が必要だと言われています。■ 健康寿命を伸ばすために運動・スポーツがもたらす価値(上位抜粋)(A)平均寿命と健康寿命の推移この1年間に行った運動・スポーツの種目(上位抜粋)(B)令和2年度の厚生労働白書より山が泳いでいるね 飛行機の窓見て 教えてくれた わが子の愛しさ

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