松山市民便利帳2020
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 身内か警察官、金融機関職員、自治体職員等を装い高齢者に電話をかけ現金やキャッシュカードをだまし取る「オレオレ詐欺」。市役所などの職員を装い、医療費などが還付されるかのように偽る「還付金等詐欺」。高齢者だけでなく不特定多数の人にメールやハガキを送り付け、架空の事実を口実に料金の請求をしてくる「架空請求詐欺」、など。これらを特殊詐欺と言います。 愛媛県内における、令和元年の特殊詐欺の被害状況は、認知件数65件、被害額約1億7200万円。認知件数、被害額ともに減少したものの、依然と多発しており、注意が必要です。特に、架空請求詐欺は、「民事訴訟通達書」などと称したハガキが県内に送り付けられています。うその通知は無視しましょう。■ 幅広い年齢層がターゲットに!? 「特殊詐欺」に要注意!愛媛県警察本部 警察相談室♯9110松山市消費生活センター(松山市役所本館1階)☎089-948-6382おかしいな? と思ったら下記まで相談を●料金が未払いである。このままなら 裁判をおこす。● 会員登録完了。心当たりがない場合は至急連絡を。令和元年中の県内における特殊詐欺の件数(手口別、暫定値)被害金の交付形態は?(令和元年)県内の特殊詐欺認知件数と被害額の推移(確定値) 松山市内の65歳以上の高齢者は年々増加、一人暮らしや高齢者のみの世帯も増えています。もしもの時の対策として、松山市では「緊急通報装置」の設置サービスがあります。民間の警備会社でも、緊急通報サービスのほか、高齢者世帯のニーズに合わせたさまざまなサービスを実施しています。高齢者の安心を見守るためのサービスコラムオレオレ詐欺振り込め詐欺以外の特殊詐欺口座振替架空請求詐欺電子マネー融資保証金詐欺宅配等手渡し(現金・キャッシュカード)その他32.3%3.1%7.7%53.8%41.5%7.7%10.8%40.0%3.1%00123456306090120150180H25H26H27H28H29H303.85.25.72.53.4106142125138119R12.084651.7認知件数(件)被害額(億円)■在宅時も留守番電話設定にしておく。■知らない電話番号や非通知の電話に出ない。■電話録音機を設置する。■身に覚えのない支払い請求には応じない。■現金を送らない!!■電子マネーの番号を教えない!!■キャッシュカードを手渡さない!!特殊詐欺被害にあわないための3ない行動【今すぐできる詐欺対策】【愛媛県警からのお知らせ】架空請求詐欺が約5割電子マネーでの交付、キャッシュカードや現金の手渡しが、それぞれ約4割!こんなハガキやメールは詐欺!(一例)こんな電話は詐欺!(一例)● 電話番号が変わった。 風邪で声がおかしい。● 還付金がある。 ATMで手続きして。● コンビニで電子マネーを 購入して、番号を教えて。● コンビニで機械を操作して。● 宅配便で現金を送って。●キャッシュカードを預かる。▲ 「訴訟」や「最終通達」、「差し押さえ」などの言葉で、不安をあおったり、焦らせる▲ 取り下げ最終期日を直近のものにする▲公的機関に似た名称を名乗る22

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