松山市民便利帳2020
11/192

 近年、異常気象によって局地的大雨が頻発するようになりました。局地的な大雨が都市を襲うと、雨水が一気に排水施設に流れ込み、下水道の処理能力を超えると、道路の冠水や家屋の浸水を引き起こします。 また、平成30年7月豪雨のように、大雨により地盤がゆるみ、土砂災害による甚大な被害が発生します。 こうした都市型水害や土砂災害に備えるため、梅雨や台風の季節は、気象情報をまめに入手する必要があります。 各種ハザードマップで自宅や周辺の災害リスクを確認し、「避難行動判定フロー」で適切な避難行動を確認しましょう。ゲリラ豪雨が都市を襲う時代松山でも都市型水害や土砂災害が増えています!ゲリラ豪雨が都市を襲松山土砂水害・土砂災害大雨や台風に備えて避難行動を確認!避難行動判定フロー避難とは「難」を「避」けることですハザードマップで自分の家がどこにあるか確認しましょう▶安全な場所にいる人は、避難場所に行く必要はありません●避難時にすぐ持ち出す必要があるものを、 持ち運べる重さで、リュックなどに入れましょう●玄関の近くなど、すぐに取り出せる場所に置きましょう●感染症予防のため、下記の物をできるだけ自分で用意 してください。年に1回、防災リュックを見直しましょう【防災リュックの準備】マスク・消毒液・体温計・使い捨て手袋・除菌ウェットティッシュ防災マップ土砂災害ハザードマップ内水ハザードマップため池ハザードマップ家がある場所に色が塗られていますかいいえはい災害の危険があるので原則として避難が必要です例外ご自身または一緒に避難する人は避難に時間がかかりますか?いいえはい自宅にとどまり安全が確保できる場合は、垂直避難も選択肢※浸水の危険があっても ❶家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食、氾濫流)外にある❷浸水の深さよりも高い場所・建物にいる❸浸水しても水が引くまでの間、水や食料などの備えが十分にある※土砂災害の危険があっても、十分頑丈なマンションなどの上層階に住んでいる避難先は、指定避難所(公民館、小・中学校など)だけではありません▶安全な親戚宅や知人宅への避難も考えましょう(日ごろから相談を)屋内待機●むやみな外出は控えましょう●周りの状況や気象情報、避難情報を参考に、 必要に応じて避難してください警戒レベル3で立ち退き避難●安全な親戚宅や知人宅に避難しましょう (日ごろから相談を)●指定避難所に避難しましょう警戒レベル4で立ち退き避難●安全な親戚宅や知人宅に避難しましょう (日ごろから相談を)●指定避難所に避難しましょう水害や土砂災害に備えてとるべき行動を5段階の「警戒レベル」でお知らせします。「警戒レベル5」はすでに災害が発生している状況です。警戒レベル3や4が出たら、危険な場所から避難しましょう警戒レベル1心構えを高める早期注意情報警戒レベル3避難に時間がかかる人は避難避難準備・高齢者等避難開始警戒レベル4安全な場所へ避難避難勧告・避難指示(緊急)警戒レベル2避難行動の確認大雨注意報など危険な場所から高齢者などは避難危険な場所から全員避難※各種ハザードマップは防災・危機管理課(市役所本館5階)、支所、出張所で配布しています。市ホームページでも公開しています。問松山市防災・危機管理課 ☎089-948-6815問松山市河川水路課 ☎089-948-6539問松山市農林土木課  ☎089-948-6576洪水ハザードマップ9

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る