松山市民便利帳2018年版
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松山鮓松山の家庭料理松山の家庭料理(もぶりずし)【作り方】われ愛す わが豫州 松山の鮓子規【ポイント】気軽に できるやや硬めに米を炊く。①上盛り用の魚をおろし、塩をまぶして30分程度置く。塩を洗い流し水気をとり、30分程度酢じめする。②小魚を焼き、手でほぐす。③干しシイタケを戻す。濃口しょうゆと砂糖各20ccと戻し汁160ccを合わせ、千切りのニンジンとゴボウのアクを取りながら、味を煮ふくめる。④ニンジンとゴボウを取り出し、煮汁に砂糖小さじ1~2杯を加えシイタケを煮る。上盛り用のシイタケを分け、残りを刻む。⑤酢じめした魚、茹でタコ、しめサバ、無頭エビを薄切りにする。⑥⑦を使い酢飯を作り、ニンジン、シイタケ、ゴボウ、アナゴを混ぜ込む。⑧すし飯用の酢、砂糖、塩を合わせ熱し、③を50g加え一煮立ちさせる。⑦⑧のすし飯を皿に盛り、さらに上盛り用の具材を彩りよく盛りつける。⑨●上盛り用の魚は、市販の刺身を利用すると手軽にできる。●好みで紅ショウガを添えてもよい。子規度置る。すし飯用の酢、砂糖、塩を合わせ熱し、③を50g加え一煮立ちさせる⑦旬の魚介類を使った松山の郷土料理は、それぞれの家庭で作られてきたおごちそう。          お宅の食卓でも試してみませんか。レシピ提供/松山市水産市場運営協議会ま つ   や ま  ず し松山では、昔からハレの日や祝い事に欠かせない、プチぜいたくなばら寿司。漱石が初めて松山を訪れた時、子規の母が作り、もてなしました。瀬戸内海の豊かな幸をふんだんに使用瀬戸内海の豊かな幸をふんだんに使用【材料】 4人分 米 …………………………3合酢 ………………………80cc砂糖 ……………………80cc塩 ……………………小さじ2エソ、トラハゼ、キスなど小魚 …1匹【すし飯】錦糸卵 ……………卵2個分旬の白身の魚、焼きアナゴ、しめサバ、茹でタコ、無頭エビ、干しシイタケなど好みのもの………………………各適量季節野菜(ミツバ、茹でたキヌサヤなど)、紅ショウガ、ゴマなど好みのもの…各適量調味料など[濃口しょうゆ、砂糖、塩、サラダ油…各適量]【上盛り用具材】焼きアナゴの刻んだもの …80gニンジン ………………80gゴボウ …………………50g煮しめたシイタケ ……適量【すし飯用具材】

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