松山市民便利帳2018年版
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 2020年には、愛媛県民の3人に1人が高齢者と言われています。高齢化を迎えている今、介護問題は、人ごとではありません。家族で、介護について考えておきませんか。 厚生労働省老健局が、平成22年、サービス利用者本人・家族、介護従事者・事業者、地方自治体職員を対象に行った「介護保険制度に関する国民の皆さまからのご意見募集」の結果から、介護が必要になった場合の意見を紹介します。●自分の介護が必要になった場合①「家族に依存せずに生活できるような介護サービスが あれば自宅で介護を受けたい」46%②「自宅で家族の介護や外部の介護サービスを組み合わせて 介護を受けたい」24%…など●両親の介護が必要になった場合①「自宅で家族の介護や外部の介護サービスを組み合わせて 介護を受けさせたい」49%②「家族に依存せずに生活できるような介護サービスが あれば自宅で介護を受けさせたい」27%…など 親は「子どもに頼らず自宅で介護を受けたい」、子どもは「介護サービスなどを利用しながら親を自宅でみたい」と、希望は異なっていることがわかります。ただ、共に、介護サービスの利用を望む声が多いのが特徴です。■ 自分が家族が、介護が 必要になったらどうしたい?パソコンの場合は、えひめ介護情報サイト「愛顔ケアねっと」を検索▲Android端末▲iOS端末スマートフォンの場合ダウンロードは右からえひめ介護情報アプリ「愛え顔がおケアねっと」で役立つ情報をゲット! 介護に関する情報収集の一助となる、えひめ介護情報アプリ「愛顔ケアねっと」。介護保険制度のしくみや手続き、相談機関や介護サービス、介護サービス事業所など、県内の介護情報を網羅したアプリで、愛媛県保健福祉部長寿介護課(☎089-912-2430)が公開しています。  介護の基本情報や、事前に必要な情報などが集約されているので、いざという時に役立てることができます。 介護する人・利用する人のための4つのメニュー(「しる」「さがす」「つながる」「やくだつ」)のほか、介護事業者・従事者向けの役立つ情報が満載です。 アプリをダウンロードするか、ホームページで検索を。

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