松山市民便利帳2018年版
56/200

預貯金54.1%020406080100有価証券18.0%生命保険16.7%個人年金保険5.9%損害保険2.0%財形貯蓄1.9%その他■ アンケートから見る金融資産■ セカンドライフでゆとりある生活を送るために◎このページのデータは、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(二人以上世論調査)2017年より抜粋 子どもの誕生、入学、就職、結婚…、人生の節目とよばれる時期に、必要とされる家計や金融資産は、人それぞれに異なります。ライフステージに合わせた資産運用のために、金融広報中央委員会が行っている調査から、金融資産の今の動向を探ってみます。 生命保険文化センター「平成28年度生活保障に関する調査」で夫婦2人が“ゆとりある老後のために必要と考えられている生活費”の全体平均によれば、月額34万9000円という結果。●老後の生活資金…69.2%●病気や不時の災害への備え…62.8%●こどもの教育資金…28.1%●とくに目的はないが、保有していれば安心…22.5%●旅行・レジャーの資金…14.0%●耐久消費財の購入資金…13.8%●住宅取得、増改築などの資金…12.3%、など金融資産の保有目的は?(3つまでの複数回答)●安全性…46.6% ※元本が保証されている…30.1% ※取扱金融機関が信用できて安心…16.5%●流動性…21.0% ※現金に換えやすい…5.5% ※少額でも預け入れや引き出しが自由にできる…15.5%●収益性…18.7% ※利回りが良い…12.9% ※将来の値上がりが期待できる…5.9%●商品内容が理解しやすい…3.2%金融商品を選択する際に重視することは? 悠々自適な老後を送りたいと思いながらも、老後の生活が「心配である」(非常に心配、多少心配の合計)は81.5%と圧倒的。理由としては、「年金や保険が十分でないから」、「十分な金融資産がないから」、「現在の生活にゆとりがなく、老後に備えて準備していない」などが続きます。■老後の生活費の収入源(3つまでの複数回答)■年金生活、1カ月にいくら必要なの? 会社員世帯の公的年金額は夫婦で月額22万1277円(※1)、自営業者世帯では月額約13万円(※2)と、厳しい現実に。老後の生活費は、定年の引き上げなどの就業による収入も増えてはいますが、ほとんどが公的年金に頼っているというのが現状です。※中央値とは、調査対象世帯を保有額の順番に並べ、真ん中にあたる世帯の数値■「老後の生活が心配」が81.5% 各金融機関では、いろいろな種類の金融商品を用意していますので、自分に合った資産運用、金融商品探しに、相談窓口を訪ねてみるのも有効です。 また、各金融機関で開催されるセミナーや講演などに参加してみるのも一方法です。■限られた資金を有効に活かすために■金融資産持っていますか?持っている…68.8%持っていない…31.2%持っていないという回答の内訳…20歳代、30歳代、40歳代が保有していない率が高くなっています。■金融資産いくらある?平均値は1151万円中央値は380万円■金融商品は何を持っている?※有価証券とは債券・株式・投資信託※1 厚生労働省「平成30年度の年金額改定について」より※2 夫婦とも国民年金40年加入の場合持っている68.8%持っていない31.2%公的年金79.5%就業による収入44.7%企業年金、個人年金、保険金39.0%金融資産の取り崩し27.5%国や市町村などからの公的援助4.9%不動産収入(家賃、地代等)4.4%こどもなどからの援助3.3%利子配当所得2.7%その他4.1%【金融資産保有世帯に聞いた】人生の節目ごとに異なる資産運用、今ある自分のライフステージは?先行き不透明な時代だからこそ、今一度、将来を見据えた資産運用について考えてみませんか?ライフステージと資産運用

元のページ  ../index.html#56

このブックを見る