松山市民便利帳2018年版

28/200

　「オレだよ、オレ…」と、身内を装い高齢者に電話をかけ現金をだまし取る「オレオレ詐欺」。市役所などの職員を装い、医療費などが還付されるかのように偽る「還付金等詐欺」。高齢者だけでなく不特定多数の人にメールやハガキを送り付け、架空の事実を口実に料金の請求をしてくる「架空請求詐欺」、など。これらを特殊詐欺と言います。　愛媛県内における、平成29年の特殊詐欺の被害状況は、認知件数119件、被害額約3億3900万円。認知件数は減少したものの、依然と多発しており、注意が必要です。特に、架空請求詐欺は、身に覚えのない利用料金の請求と称したハガキが県内に送り付けられています。うその通知は無視しましょう。■ 幅広い年齢層がターゲットに！？　「特殊詐欺」に要注意！愛媛県警察本部 警察相談室♯9110松山市消費生活センター（松山市役所本館1階）☎089-948-6382おかしいな？ と思ったら下記まで相談を【こんな電話は詐欺！】【こんなメールやハガキは詐欺！】● 電話番号が変わった。風邪で声がおかしい。● 還付金がある。ATMで手続きして。● コンビニで電子マネーを購入して　支払って。● コンビニで機械を操作して。● 料金が未払いである。このままなら裁判をおこす。● 会員登録完了。心当たりがない場合は至急連絡を。平成29年中の県内における特殊詐欺の件数（手口別、確定値）県内の特殊詐欺認知件数と被害額の推移（確定値）　松山市内の65歳以上の高齢者は年々増加、一人暮らしや高齢者のみの世帯も増えています。もしもの時の対策として、松山市では「緊急通報装置」の設置サービスがあります。民間の警備会社でも、緊急通報サービスのほか、高齢者世帯のニーズに合わせたさまざまなサービスを実施しています。高齢者の安心を見守るためのサービスコラムオレオレ詐欺還付金等詐欺架空請求詐欺融資保証金詐欺振り込め詐欺以外の特殊詐欺18.5％11.8％62.2％3.3％4.2％00123456306090120150180H23H24H25H26H27H28H29501.02.53.85.25.72.53.499106142125138119認知件数（件）被害額（億円）①在宅時も留守番電話設定にしておく。②知らない電話番号や非通知の電話に出ない。③身に覚えのない支払い請求には応じない。【今すぐできる詐欺対策】