松山市民便利帳2018年版
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住宅の補強家具の配置と固定詳しくは改訂版「まつやま防災マップ」をご覧ください。耐震診断とプチ耐震倒れない&飛び出さない工夫津波避難対策として標高表示を行っています!防災対策のカナメは耐震化と家具固定!耐震診断の派遣制度及び補助制度について 近年、異常気象によって局地的大雨が頻発するようになりました。局地的な大雨が都市を襲うと、街は舗装に覆われているので、雨水が一気に排水施設に流れ込み、下水道の処理能力を超えると、道路の冠水や家屋の浸水を引き起こします。 こうした都市型水害は松山でも起こっており、梅雨や台風の季節は、気象情報をまめに入手する必要があります。ゲリラ豪雨が都市を襲う時代松山でも都市型水害が増えています!近年、になりまゲリ松山水害 阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や家具の下敷きによる圧死と焼死が死者の9割以上を占めました。建物の耐震化はもっとも効果的な防災対策であることがわかります。1981年以前に旧建築基準で建てられた家、窓の多い家、木材が腐ったりシロアリ被害のある家などは、地震で倒壊しやすい家の例。専門家による耐震診断をおすすめします。 なお、家全体ではなくリビングや寝室の一部だけ改修する「プチ耐震」もあり、手軽で費用も低くおさえられます。 寝室、居間、避難経路の家具固定を確認すること。不十分なところには転倒防止器具を取り付け、ガラスにはフィルムを貼るなどして飛散防止をしましょう。●受付期間:平成30年4月25日(水)~平成31年1月31日(木)●募集件数:300戸(受付先着順)●お問い合わせ:松山市建築指導課☎089-948-6512❶【派遣制度】松山市が耐震診断技術者を派遣し、耐震診断を行います。 住民負担額は、評価手数料の3,000円または、9,720円(評価機関による)❷【補助制度】住民自身が耐震診断事務所に依頼して、耐震診断を行います。 補助金額は、補助対象経費の3分の1+2万円、限度額4万円地震に強い住まいづくりを応援します!市では昭和56年5月31日以前に着工された1戸建木造住宅を対象に耐震診断の派遣制度及び補助制度の事業を行っています。さらに耐震診断を実施して評価を受けた結果、補強が必要と判断された住宅を対象に「耐震改修等補助事業」も行っています(最大114万円補助)。ブロック塀の安全確認をしましょう 老朽化したブロック塀は、被災等により倒壊の恐れが高く、倒壊した塀は、道路をふさぎ避難や救助・消防活動を妨げる場合もあります。今一度、ブロック塀の安全点検をしましょう!詳しくは、松山市建築指導課のホームページまで。家具を置く   ポイント1寝室にはなるべく家具を置かない。2倒れた時、部屋の出口をふさがないように。3リビングや子ども部屋に背の高い家具を置かない。4万一の時、壁に倒れかかる配置を考える。隙間が生存空間になる。 市内沿岸部を中心に、自主防災組織や企業と協力し、現在地の標高を明示した標高表示板を設置しています。 また、市内各所の任意の地点の標高や、津波による想定浸水深を確認することができる「標高マップシステム」を松山市のホームページで公開しています。日頃からの備えとして、津波発生時の避難場所や避難経路の確認などにお役立てください。「まつやま内水ハザードマップ」ご活用ください!ないすい緊急速報メール(エリアメール)をご存じですか? 「まつやま内水ハザードマップ」とは、大雨による被害の軽減を目的に、日ごろからの準備をはじめ、いざというときの行動、浸水する可能性がある区域などの情報を掲載した冊子です。 自宅や会社、学校、通勤・通学路などにある危険な箇所を知っていただき、日ごろからの備えにご活用ください。一週間分程度の家庭内備蓄をしましょう 災害時には、道路が寸断したり、ライフラインが停止するおそれがありますので、普段から各家庭でも、1週間分程度の食料や飲料水のほか、家族構成に応じた必要なものを備蓄しておきましょう。 緊急速報メールとは、携帯電話事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル)が提供するサービスで、緊急時に気象庁が配信する緊急地震速報・津波警報、国や地方公共団体が配信する災害・避難情報・弾道ミサイル情報などを、被災の恐れのあるエリア内の携帯電話に一斉配信するもの。松山市内を対象に配信する場合、通勤・通学や観光等で一時的に松山市内に来ている人にも配信されます。※対応していない機種が一部あり、また、一部の対応機種は事前に受信設定が必要です。 詳細は各携帯電話事業者へお問い合わせください。・申込は不要・通信料・情報料は不要・災害時でも回線混雑の影響を受けずに受信できる・受信時には専用の警報音が鳴り、緊急情報が携帯電話の画面にポップアップ表示される〈特 徴〉

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