松山市民便利帳2017年版
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 「保険」はマイホームに次ぐ大きな買い物と言われますが、一度入ったらそのままという方が多いのではないでしょうか。一般的に、保険はライフステージによって必要な保障や額が変わってくるものだから、人生の節目節目に保険を見直すことはとても大切です。 保険の見直しは、必要額の不足分が分かったり、ダブリが見えてくることも。ムダな保険を省いてシンプルにすれば家計のスリム化にもつながります。  「リビングくらしHOW研究所」の平成28年2月の調査データによると、生命保険と医療保険に7割前後の世帯が加入していますが、そのうち2割前後の人が見直しを希望しています。■ 保険見直しのタイミングは?■ 「保険見直し」への潜在的需要【こんな人生の節目が見直し時】□就職したとき□結婚・婚約したとき□家を購入したとき□妊娠・出産したとき□企業・独立したとき□子どもが進学したとき① 何のためなのか、加入の目的を再確認してみましょう  ◦残された家族のため?  ◦教育費の負担に備えて?  ◦医療費の負担に備えて?  ◦老後の生活のため?② 現在、加入している保険内容を確認してみましょう  ◦保障はいつまで? ◦いくらあるの? ◦保険料は?  ◦保険料の払い込みはいつまで?  ◦いくら払い込むのか?③ 必要保障額・保障期間の確認をしましょう  万一のときを想定して「どんな資金が」「いつまで必要か」を  しっかり把握して④ 新しい保険と比較検討しましょう  複数社の商品を比較・検討。現在加入している保険の良い   点をいかすこともできます。⑤ 見直しの実行  契約概要などの説明を受け、納得してから申込書にサインを□子どもが自立したとき□離婚、死別で女性一人になったとき□親を扶養するとき□保険料が負担に感じたとき□保険の更新がきたとき□身近な人の入院や死を経験したとき また30代以上の世帯の保険料負担は月2〜3万円が平均ですが、40代以上の世帯では4万円以上の世帯が多いという結果も出ています。景気回復の実感がなかなか感じられない今、保険料を抑えたいという声も多くなってきています。「リビングくらしHOW研究所調べ」調査方法:リビング新聞公式Webサイト「リビングWeb」でのWebアンケート期間:平成28年1月14日〜17日有効回答数:女性400人       複数回答あり生命保険見直しの5つのステップあなたの世帯で加入している保険商品と見直したい商品生命保険医療保険ガン保険個人年金保険介護費用保険学資保険自動車保険火災保険地震保険傷害保険盗難保険その他76.064.857.356.531.319.32.54.030.50.52.38.35.88.87.34.310.512.019.320.338.529.85.021.3■ 加入している保険 ■ 見直したい保険(%)(%)ピンチのときに頼りになるのが保険。ですが、昔入ったままになっていませんか? 保険は日々進化していますし、ライフステージもまた変化します。メンテナンスして現状のライフステージにあった保険にしませんか。今の“わが家”にぴったりの保険へシフト

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