松山市民便利帳2017年版
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 自然災害はいつ訪れるかわかりません。私たちが生活する上で、準備すべきものはたくさんありますが、特に飲料水は欠かせない大切なものです。■飲み水はどのくらい必要? 1人1日3リットルの水が必要と言われています。最低3日分は用意しておきたいものですが、7日分の備えがあると安心です。 準備する水は、常温保存期間が5年や10年といった賞味期限が長いものもあります。ペットボトルのほか、紫外線を通さないアルミボトルが保存に適しています。■断水の際の注意 断水になれば、避難所に給水車がやって来ます。飲料水を入れる清潔な容器を用意しておき、それに水道水を入れます。大きな容器だと持ち運びに不便ですが、折りたたみ式の容器だと、コンパクトなので、置く場所にも困りません。手で提げるものやリュックタイプのものもあるので、リサーチしておきましょう。 容器に入れた水道水の飲める期間は、保存状態によって異なりますが、フタをきちんと閉め、直射日光の当たらない涼しい場所に置きましょう。■ 日頃から考えておきたい 家庭の備蓄用の水▶保存用には、ペットボトルやウォーターサーバー用のボトルなどが重宝 注意したいのは、蛇口の閉め忘れ。水道の蛇口を開けっ放しにしておくと、給水が再び開始した際に、水が出しっぱなしになり、大変なことになります。 なお、日頃から汲み置きをする場合、沸騰させたり浄水器を通したりすると、塩素の効果がなくなることがあるので、そのまま水道水を保存してください。また、水道水は、定期的に汲み替えましょう。■お風呂の残り湯はためて 災害時には、手や顔を洗ったり、体を拭いたりするための衛生用の水も必要です。お風呂の残り湯は流さないようにしたいですね。洗顔や洗濯、水洗トイレの水として利用できます。また、火事の場合の消火にも役立ちます。 【1人3リットル×家族の人数×7日分】基本はWATERWATERWATERWATERWATER

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