松山市民便利帳2017年版
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 2014年、道後温泉本館改築120周年を記念して始まった道後のアートフェスティバルは、日本最古の温泉と現代アートのコラボとして、道後を訪れる人と地元民を魅了し続けて4年が経ちました。2017年9月にプレオープンを迎える「道後オンセナート2018」のコンセプトテーマは、「アートにのぼせろ~温泉アートエンターテイメント~」 。2019年2月28日までの期間内に約20名のアーティストの参加が予定され、道後温泉とその周辺エリアでその作品を楽しむことができます。 華やかな花の写真で知られる蜷川実花作品が内部を彩る部屋が、大和屋本店と道後プリンスホテルで2018年8月31日まで宿泊も見学も楽しめます。見学はそれぞれ大人1080円で、オリジナル缶バッジがもらえます。■ 「道後オンセナート2018」は アーティスト約20人が大集合!■ 好評につき延長!泊まれるアート作品 「蜷川実花×道後温泉」で、 その優美な世界に浸ろう!道後は知れば知るほど魅力を感じるところ。地元の人にとっても特別な存在です。あるときは旅人気分で、訪ねてみませんか。きっと新たな発見があるはず。道後散策のススメ、道後の達人になろう【主なアーティストとして】~参加作家の参考作品~■“物質と空間・存在”をテーマとして、新たな身体的知覚 空間を作り出すことを試みる大巻伸嗣氏■動物の姿を彫った木彫「Animals」を手がける 三沢厚彦氏■日本各地の市井の人々を撮影する浅田政志氏■日常の中に潜む様々な光景を独自の観察眼で捉える 梅佳代氏三沢厚彦 参考作品 “Animal 2016‒01” 2016 協力:西村画廊 浅田政志 参考作品 浅田家 消防士(2006年)梅佳代 参考作品 〈うめめ〉より 2003年 @Kayo Ume 蜷川実花×大和屋本店「PLANT A TREE」東京・目黒川の桜を撮影したシリーズ「PLANT A TREE」を屏風、襖、障子から座布団に至るまで展開。ブルーを基調とした格式高い和室となっている問い合わせ☎089-935-8880大和屋本店蜷川実花×道後プリンスホテル「TSUBAKI」室内壁面・床・天井をはじめベッドのカバーやリネンに至るまで、道後にちなんだ椿写真の作品で埋め尽くされ、華やかなピンクの洋室となっている。問い合わせ☎089-947-5111道後プリンスホテル大巻伸嗣 参考作品重力と恩寵/Gravity and Grace 2016 Photo by Ito Tetsuo “おんな一人旅”人気№1の道後は、魅力満載! 道後温泉は“おんな一人旅”の人気温泉地として、「楽天トラベル」のランキングで連続3年、堂々の1位を獲得しています。 松山空港から約40分のアクセスの良さ、各ホテル・旅館が無料開放している足湯めぐり、定着してきた道後アートフェスティバルなど、最先端のアートと歴史ある街並が融合した景観づくりが高い評価を得ているそうです。コンパクトな空間にギュッと詰まった魅力をぜひ堪能してください。コラム©mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery

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